202003-76: 無観客試合は無理

8日から始まる大相撲大阪場所が無観客興行になりました。そもそも観客を締め出しての興行は無理があります。テレビラジオ新聞などの業界は稼ぎがありますが、力士に感染者がでたら中止ということで商売繁盛というわけではありません。年に一度のチケットや物品販売で暮らす大阪の相撲茶屋は売上無しとなります。今はどうか知りませんが、両国で開催された場所に取引先を接待したことがあります。チケットに記載された金額と実際に名のある代理店から購入したという金額の差に驚いた覚えがあります。升席で相撲を見るというのはそういうことなのだと当時の会社のボスがいっていました。当時もらったお土産の小皿はいまでも日常使用しています。
おそらく、いろいろな興行でチケット弁当土産物などを販売する事業主は無観客興行で既得権を行使できずほとんど収入無しになっていることでしょう。相撲茶屋は1週間前のキャンセルで買掛金の返済に窮することになります。

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