202401-013:日本品質

時々通販で日本品質とか日本製とかいって中華商品より安心安全な商品と購買を煽ることがあります
amazonのサイトでも日本の中小企業が製造している良品と商品説明に記載しているページがあります
通販で割安な中華商品を何度も購入していますが 確かにハズレが多いです でも当たると安くてお値段以上のモノが届き 使う楽しみを味わうことができます
残念ながら日本製品は100%当たりではありません チャイニーズでもコリアンでも価格と品質で日本製品を超えるモノがあります もちろんレアケースですけれど

日本品質がお値段以上のモノを提供できたのは昭和後期から平成初期までだったような気がします 衰退の兆しを自分なりに体験したのは阪神大震災で壊滅した町工場地帯にあった靴製造工場でした 焼ける前の工場の床は油で黒光りしていて機械は劣化していました トラさんの団子屋の裏の町工場のような雰囲気です
同じ時期に中国の企業団地を見学しました 工場には最新機械が設置され従業員は清潔なユニフォームを着用して連日大量のモノを製造していましたので熟練工になっていました 毎日大手ブランドの製品を作っていましたので作業の質と確度はブランドが要求する水準に達しています
すでに30年前の平成が終わる頃には中国工場が日本中小企業の品質管理基準を超えていました ただし価格相当です 100円のモノは100円相当 1万円のモノは1万円の期待を裏切らないモノを製造していました 
日本は米国との戦争に負けたあと 一時ジャパンアズナンバーワンを団塊の世代は楽しみましたが その後30年欧米との商戦に負け続け チャイナにも負けてしまいました 
中国の街中で走っている欧州車の販売価格は日本と変わらないはずですが 走っている数は圧倒的に我が国より多いです 
いまだに高齢者は中国での販売価格は日本よりかなり安いから売れているのだろうと勘違いしているかもしれません 昨今は中国渡来の疫病が蔓延して医療費が膨れ上がり少子化も進みコールド負け寸前であります
派閥解消だとか信頼性の回復だとかいって時間を無駄遣いしてはいけません

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