201910-330:餅は餅屋にと教わりましたが

リスク

自分なりの商いの中で、もっとも成功したプロジェクトでの取引先のキーパーソンが、クローズのときに口にしました。「餅は餅屋に」
目論見どおりの結果がでて、専業のプロに任せたプロジェクトは関わるメンバーにたくさんの利益をもたらしました。2匹目のどぜうを狙わず、手にした分け前を減らさなかったメンバーがいたとしたら、この人にとって今の年金は孫に買い与えるおもちゃの資金になっているはずです。

これまでの何回かの「XXXXショック」後で、後講釈の専門家のなかに「餅は餅屋」を否定する人がいました。
「増やしてやるからと言われてパチンコのプロに資産運用をまかせますか。確かに素人よりはプロのほうが勝てる確率は高いです。自分に任せてくれれば増やしてあげるといわれて金を渡しますか。」いつものことですが、どの業界でもそうですが、自己責任という免責条項がついてきます。プロに任せて負けたとき、元金は戻りません。投資信託みたいなもの。
プロに任せればローリスク・ローリターンが相場ですが、期待外れの時はハイリスク・ノーリターンです。自己責任というなら、他人任せがそもそもリスキーです。すがりつこうとすれば振り落とされます。平常時はすっかり忘れていますが、幸運の女神は自らを助ける者の前にしか姿を見せません。

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