202002-49:駅構内に15分250円でレンタルオフィス

15分単位のカーシェアと同じ雰囲気です。車と同じように頻繁に利用者が入れ替わるのでクリーニングのサイクルが長く、運が悪いと臭い・汚いスペースを使う羽目になります。
喫茶店やインターネットカフェなら常時スタッフが清掃しますので、安心して使えますが、15分単位のレンタルスペースはカーシェアと同じリスクがあります。公衆トイレにように不特定多数ではなく、事前登録ユーザなので、きれいに使う、きれいに明け渡すマナーが徹底されれば非常に便利なスペースです。
普段デスク周りや居住空間を整理整頓清掃をしない人、汚くても平気な人をブロックして快適でキレイなレンタルスペースを好み維持できる人のみが登録可能な会員制レンタルサービスができると、大きくて高額なモノを所有する必要がなくなります。キレイで快適で廉価な会員制度があれば利用したいという需要に応える商いが成立するかどうかはわかりません。無人でITを活用するサービスですから、物理的環境はユーザのアナログなマナー次第、属人的なばらつきを標準化できるかどうかなど、余計なお世話ですけれど潜在的なユーザとしては気になります。

東京メトロは2月6日、富士ゼロックスと共同で、個室型ワークスペース「CocoDesk(ココデスク)」の提供を、2月20日から東京メトロ駅構内で開始すると発表した。利用料金は15分250円(税別)。本サービスは、東京メトロがこれまで富士ゼロックスと共同で、個人用のワークスペースの開発、実証の実験を重ねてきたもの。今回、駅構内の個室型ワークスペースとして、正式なサービスを開始する。

東京メトロの駅構内に個室型ワークスペース! 「CocoDesk」

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