202306-400:ウォーキング進化形

富士山が世界遺産に指定される前の話。
近所の公園に一周1KMほどの遊歩道があり、早朝ウォーキングを楽しんでいました。常連の高齢者の皆さんに追いつかない、追い越されることに気がつきましたがどうにもなりません。みなさんの脚力は一朝一夕に出来上がったものではありません、年季が入ったウォーキングです。
追い越されない程度に脚力を養った後、毎週高尾山に通いました。富士山頂には4回達しましたが、世界遺産になってからはご無沙汰しています。登山道が竹下通りもどきに混雑しているからです。代わりに神奈川県相模原の大山をターゲットにしました。標高1200Mほどですが、高尾山よりハードです。

この3年は疫病感染リスクを嫌い、長時間電車に乗って相模原に行くのを控えています。その代わりに、多摩湖堤体までの往復12KMのウォーキングを好天の日のルーティンにしています。

ビフォアコロナ期は、公園遊歩道のウォーキングから大山登山に進化しましたが、中華由来ウイルスが5類になった昨今のウォーキングの進化形はウォーキング+遊歩道のゴミ拾いとなりそうです。定期的にいつもの遊歩道でウォーキングを楽しむのに道端に捨てられたゴミは気に障ります。すでにボランティアのみなさんがゴミ拾いをしていますが、この方たちのゴミ拾いはカルト宗教集団の修行のひとつではないかと邪推していました。自分がゴミ拾いを始めようと思うと、あの人たちの思いを少しだけ共有できるような気がしてきました。
ウォーキングは本人にとっては心身の健康維持に役立ちます。そしてゴミ拾いは良好な衛生環境を保ち治安悪化を予防する効果があるはずです。ということで今度のウォーキングの進化形は「世のため人のため」にもなるものと自分なりに考えております。

関連記事

  1. 女王
  2. 爆走する電動ママチャリ
  3. 登山
PAGE TOP