202104-190:盗聴は証拠にならない

米国のドラマでよくあるシナリオ。法廷で犯罪を立証する音声が盗聴だったので証拠として採用されないというシーンがよくでてきます。
昨今話題になっている民事案件で盗聴したと想像される音声の存在が話題になっています。法律の専門家は断片的な音声は証拠能力が乏しいと指摘していますが、盗聴の事実を明らかにして当事者を牽制する効果は期待できます。孫を通して親や叔父叔母祖父親戚一同に関する公開してはならない事象が盗聴されている可能性があります。こういう危うい秘密を知った人物はMI6やCIAなどが外部スタッフに依頼して然るべき是正をするというのが相場です。

小噺です。
外資のオフィスでスタッフがそれぞれの個室で何を企んでいるのか、雇用契約更新時期に不安に感じたボスが部下の部屋と会議室に盗聴器を仕掛けました。
そして盗聴していることを秘書に知らせました。するとボスの秘書は仲間の秘書に盗聴を漏らしました。当然、すぐにオフィス中に知れ渡りました。
だれも盗聴器について口にしませんし、取り外そうともしません。
盗聴はオフィスだけではなく、取引先も噛んでいるかもしれません。部下はボスの足をひっぱるようなことを社外で漏らさないよう注意するようになりました。
結果としてボスに対するネガティブな情報をだれも発しなくなりました。
このボスの盗聴作戦は大成功となり、その後業績低迷でボスが更迭されるまで、ボスの支配が続きました。

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