202109-496:忘れる前に復習すること

昔、父に認知症の疑いがあるとのことで専門医の診察を受けたことがあります。
同席したので、自分もテストを体験しました。
例えば、箱の中にいくつかの文房具がはいっていて、何があるか質問され、答えます。その後、箱のふたをしめ、中に何があったかの質問があります。
ふたの開いた箱の中身を答えることがテストだと勘違いし、中身を見て答えたことで安心してしまいました。次にふたを閉じて中に何があったかを聞かれ、それほど覚えていないことがわかります。聞かれることがわかっていれば対抗できます。いつか自分の番がきたときの参考になりました。そのとき、このテストの落とし穴を失念しているとおもいますが。

今日は何曜日と聞かれても、カレンダーはスマホでみているので、とっさにいわれても答えられません。曜日に関係ある日銭の商いをしていませんから。昨日の晩御飯はと聞かれたら、相手は知らないので答えはなんでもOKです、全部正解です。

繰り返すことで記憶は定着します。忘れるまえに復習しておけばなんとかなりそうです。
認知症の発症は高齢者だけに限りませんので、日頃脳のトレーニングをしておかないと、運転免許返納が早まります。

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  1. 中村メイコ
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