金言−404:握手を控える

ブタインフルが相変わらず話題になっています。

北京オリンピックの前に、中国でSARSが発生し、世界中の旅行者が中国行きを
控えたことがありました。そのとき、日本の伝染病専門医が、「日本人がインフル
エンザなどにかかりにくい理由のひとつに、握手をしないということがある」とコ
メントしました。選挙運動期間中にインフルエンザが流行したら、立候補者は有権
者と握手ができなくなります。

握手といえば、バブル最盛期に欧米で仕事をしていた頃、レストランで食事中に知
り合いのビジネスマンがテーブルのそばを通るたびに、一声かけ、握手をしていた
ことを思い出します。

今日も元気であることを積極的にアピールして、ビジネスシーンでアグレッシブな
態度を示すためでした。パンを食べていなければ、それほど気にならないのですが
、いろいろな人から食事中にウイルスをもらっていたような気がします。

一番苦手だったのは、一人のフランス人でした。この人(男性)は手にコロンをつ
けていたので、握手をするたびに慣れない香りがくっついてきました。ビールを飲
んでいるときは全く気になりませんが、この香りの移った手でお茶を飲むたびに、
違和感を覚えました。

「杉さま」も手に香水をつけて舞台に立つそうです。ひいきの役者と握手をして、
「杉さまのにおい」と喜ぶ、オバちゃんたちの気持ちにはなれませんでした。

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