202302-351:ニッパチ

レジャー関連業界では2月と8月は閑散期といわれ、売上確保に気を使う月間です。2月は前月前々月にくらべて営業日数が1割減なので日銭商いでは1割減となります。 それに年末年始のイベント通過後ですから消費マインドも低下しています。
観光地の商いでは、命に関わる寒さとか暑さとかで外出が控えられ売上が落ちます。

外的要因で不可避な問題ですが、経営者は従業員に対して「天気のせいにするな!」と一喝します。ただし私企業の多くはSM集団ではないので鞭だけでは経営が傾きますので飴も用意します。キャッシュフローに余裕がある会社は、どうせ2月は暇なのだかということで事業所の改装や慰安旅行を実施します。

疫病感染拡大以来、群れでの行動を嫌うヒトが増えたので慰安旅行や運動会など従業員を集めてイベントを催行が敬遠される時代に変わりました。浮いた費用は残っている従業員に一時金として配布するのが勝ち組、福利厚生費と人件費を減らしてボトムラインをメイキャップするのが負け組ということになります。

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