202005-225:to be continued

子供の頃、夕飯前に30分ほどの時代劇を見ていました。
最後の2分ほどで主人公は絶体絶命のピンチになり、来週のお楽しみとなります。そして次の週、どうなったかどきどきしながら番組を見ます。前回の絶体絶命のピンチはすでに織り込み済みで簡単にピンチを乗り越えて本日の冒険話になります。
これは、相場の占い師や株屋さんの講釈と似ています。上がるという占いが外れて下がった日の翌日、前日の外れについてはノーコメント。ごめんなさいはなく、本日の占いをします。

占い師への恨み言はともかく、大人になってから一話完結のつもりでみたロードショーが次に続くというエンディングになったときの驚きをいまでも覚えています、題名はマトリックスです。シリーズものだと知らずに見たのがいけなかったのですけれど、あの時の不完全燃焼のストレスは、子供の頃に見た白馬童子のエンディングと同じでした。でも、次回を期待して楽しみに待つということにはならず、期待外れで損した気分になりました。

どうせ娯楽映画なのですから、1時間超のひとときを楽しんだほうが賢明なのですが、まだまだ修行不足なのであります。

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