202201-46:潰れる兆し

潰れそうでなかなか潰れない旅館がコロナ禍の売上激減により金融業者が見放し倒産。
よくある話ですが、常連客には「まだいけるか、もうだめか」がなんとなくわかります。ドブネズミルックの事務屋がよく顔をだすようになったというのが、生命維持装置を外される前兆です。そして、金融業者が送り込んだCFOは気がつかないでしょうが、大浴場のサウナや館内の階段や客室の廊下に悪ガキがマーキングを始めると、常連客の流れが変わります。サポータをやめコメント屋の仲間に入ります。

要員や経費の削減でセキュリティやメンテナンスが不十分になり、今までなかった落書きが始まると、安心安全快適な環境ではなくなり、おもてなしの空間が消滅。運転資金がなくなる前に顧客満足度が暴落して売上が立たなくなります。
シャッターが閉まったままの店が増えた商店街で、シャッターに悪ガキがマーキングを始めるのと同じです。治安の悪化を感じて、買い物客の足は遠のきます。

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