親元から巣離れしてから続けてきた新聞の定期購読をやめて15年経過しました。テレビのニュース番組では各社の新聞紙面をネタにして情報を流しているので、テレビの報道番組にインターネットからの情報を上乗せすれば新聞無しで支障はないと考えました。新聞の配達がなくなった当初は、何か不安で、テレビとウェブサイトからニュースや情報の収集を積極的に実行しました。1週間も経過する、優先事項ではなくなりました。テレビを見ない、新聞を読まない有識者(新聞を読まないという政治家もいます)がいることは聞いたことがありましたが、現実的ではないように感じていました。ところが、実際に紙媒体から距離をおいてみると、それほど不自由ではないような気がしてきました。とても重要な話題は、民放テレビの情報番組で繰り返し説明してくれますし、詳細はウェブサイトでリアルタイムに検索することができます。
昨今、テレビのニュースが昔の新聞のようになってきました。画像を編集したり、コンプライアンスの検証やら事実確認やら責任者の承認を取ったりで、時間がかかっている間にSNSなどインターネットのメディアが速報してしまいます。もちろんフェイクニュースとか極めて信憑性のないコンテンツが混在していますが、国営放送や大手放送会社が真実のみを左右に偏ることなく情報を提供しているとは限りません。
直近では、先の商業五輪を強行した国と都の安心・安全キャンペーンで偏りと煽動の動きを垣間見ることができました。
有価証券取引を続けていますので、毎日商状をモニターしています。為替と株の値動きで政治経済の今日の動きと半年先の動向がわかります。株の占い師が先行き不透明な近未来の見立てを丁寧に教えてくれます。もちろん占いですから当たり外れがあります。外れたときの後講釈では過去にとらわれず、新たな環境下での占いをしてくれます。新聞にはできないことです。