金言-1054:ネット動画専用スマートTV

大手ディスカウントストアがプライベートブランドでTVチューナーを搭載していないテレビを昨年12月に販売しました。テレビ放送を受信しないデバイスをテレビというのは違和感がありますが、商品名や商品説明は製造販売会社の勝手です。パソコンモニターとどこが違うのか、OSを搭載していてパソコンなしで動画が見られるためと推察します。

デュアルディスプレーで動画を別画面で見るよりは、単体のモニターだけで視聴できればパソコン本体の負荷が減ります。インターネット関連はスマホで済ませてパソコンを所有しないユーザには買ってもらえるかもしれません。テレビでなければ見られない情報というのはあまりありません。ツタヤでレンタルビデオというのがネット動画に代わっているのですから、情報をテレビで見るというのも普遍ではありません。オンタイムでテレビ放送が視聴できるデバイスには例外無しに受信料支払い義務が生じますが、このスマートTVには発生しないそうです。馬車が列車やトラックに代わったという産業革命の先例のように、いずれ受信料が発生しないテレビがデフォルトになるかもしれません。NHKの高額所得従業員には終わりの始まりです。もちろん受信料徴取の代理店も仕事がなくなります。

ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが2021年12月に発売した「ネット動画専用スマートTV」がネット上で大きな話題を呼んだ。それはテレビと称しながら、テレビチューナーを搭載していないためだ。つまり、テレビの視聴機能を外した、ネット動画の視聴に特化した製品なのだ。

“NHK受信料を支払わなくていいテレビ”を製品化 ドンキの狙いは?

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