202002-45:人生、下りエスカレーター。

勤め人を始めた頃、ずいぶん昔の話ですが、イベント会場の占いコーナーでみてもらった結果を今でもよく覚えています。晩年下り坂という占いでした。がっかりしました。勤め人を卒業し起業したときも、この占いを思いだし少し気になりました。折に触れて、何かトラブルがあるとこの占いを思い出し、運気はやはりダウントレンドなのだろうかとネガティブな気持ちになったりしていました。
あの占いが出た頃は、高度経済成長期であり、自分から下げない限り前年どおりにやれば10%増というのが販売計画の定番でした。いわゆるエスカレーターでした。振り返ると、当時のエスカレーターは上りに設定されていて、バブル崩壊から下りに切り替わり30年続いています。ですから、エスカレーターに乗って何もしないでじっとしていると今は下がっていきます。
30年前までは今までどおりではいけないというのは日々精進してさらに上を目指したいという上昇志向でした。昨今は、いままでどおりでは前月・前年割れです。簡単な解があります。下りのスピードを超えて登ればいいのです。めだかが流れに向かってホバリングしているのをみると胸びれを細かく動かしています。ヒトも流れにむかって、押し流されないよう頑張らなくてはいけません。ふと思うに、あの時の占い師は実は相場を占ったに違いありません。占いは大当たりでした。

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