202112-764:法人も個人も寿命は100年

名のある企業でも創業100年で市場から消えることがあります。知っている企業では拓殖と山一。
祖父が父に家は3代目が危ないといったそうです。おそらく家業を廃業したときに祖父が3代目だったと思っています。父が子に言うときは、子が3代目になるのでしょう。我が家も祖父から3代目の孫が危うくしました。
我が国の王家も昭和から3代目で男子が途絶え、4代目は傍流に継承されます。
田中角栄政権の時に一世風靡した同族企業は2代目が継承したとき、10年間新規事業が創業者の遺言で凍結されました。結果として10年健康寿命が伸びましたが、アノマリーどおり3代目で終わりました。
初代が大成功して財をなした2代目はなかなか先代を超えることができません。
ミスターをジュニアは超えることができませんでしたが、目下生き残っています。おそらく、偉大な父を越えようとしないで、父の遺産をなるべく減らさないように活用した手口が奏功したものと、自分なりに考えます。

昨日松田聖子の娘が鬼籍に入りました。いつまでも自分より娘のように若さを保つ母を超えることができませんでした。お悔やみ申しあげます。
いまだにディナーショーで7万円のチケットが完売するスターの2代目は、やはりジュニアのように親の脛をかじり続け、親の七光りを浴びながら3代目にタスキを繋ぐほうがよろしいかと存じます。

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