202110-611:むかしは行列も楽しみの一部でした

スキー場

昔々、関越自動車道がなかった頃、夜行バスや仲間のマイカーで若者は週末になると重い板や靴を担いでスキー場に通っていました。冬になると苗場に行くのが、今仕事をしている理由という若者がたくさんいたような気がします。
マイカー所有も同じで、スポーツカーを維持するために狭いアパートに住むのは苦になりませんでした。一般道が混んでいるので、目的地の駐車場も大混雑です、駐車場に入るのに2時間、チェックアウトして出るのに1時間以上かかっていましたが、それは遊びの一部でした。やりたいことをするためですから、リフトで並び、食事で並んでレジャーを楽しんでいました。
どんな精神状態であったか、すっかり忘れましたが、他に選択肢がなかったのでスキーとはこういうものだと納得していたはずです。
その後、軽井沢にアウトレットができました。旧軽銀座とちがい、終日たっぷりすごせる広さがあります。夏の軽井沢は、冬の苗場と同じで広大な駐車場は常時満車状態で、場内は大変混雑し、入場規制をしている店もありました。飲食施設も長蛇の列が終日できていました。

こんなビフォアコロナ時代のなつかしい光景が、復活する日はまだ先のことのような気がします。3回目のワクチンを接種するまでは疫病感染リスクが高く、行列を楽しむなんて、とんでもございません!
今年の冬はまだかもしれませんが、じっと待っていればやがてやってくるに違いないとたかをくくっていますが。

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