広告宣伝の仕事をしていたとき、過去に不幸な出来事があった当日の広告出稿は避けました。たとえば、飛行機事故。何十年経過しても、マスコミは当日のお茶の間に、当時の悲しい話題を提供します。テレビや新聞に昔の痛ましい事故の記事が掲載されます。その近くに楽しいイベントのCMを流すのは不適切と消費者に評価されてしまいます。

トヨタが五輪版のCMを通常CMに差し替えたそうです。
強行された商業イベントでインド株とか日本株とかの感染拡大や医療逼迫とかネガティブな話題のあとに、元凶のイベントを煽って商いをする会社と消費者に思われて、ブランドイメージが悪化するのを避けたのでしょう。
7月23日は来年からスポーツイベント催行を控える日になるかもしれません。