金言1304:目立たないように

最初の上司であった営業部門の責任者から、「目立たないように」というアドバイスをいただきました。
この人は、この一言を残して営業部門の責任者から事業所のトップに昇進していきました。彼は、何年かして取締役にまで出世しました。目立たないようにして、社内に敵をつくらず、打たれる杭にならないように慎重に精進することで成果をもたらしました。

目立たないように注意しながら、仕事に励んだ上司の後には、別の事業所から中途採用の営業マンがやってきました。この人は、営業のプロでした。金の匂いに敏感で、ノルマは確実にこなし、擦り寄ってくる部下を重用しました。特定の部下だけに営業成績が上がりやすい仕組みをつくることで、特定の部下を可愛がりました。
しかしながら、なんでもありの営業のプロには弱点があります。会社が数字に困っていないときは、コンプライアンスの面から好ましくない従業員と評価されてしまうことです。右肩上がりの業界で、この人はイエローカードを何枚もだされて退場しました。ただし退場する前に目立たないで出世した前任者の複数の目立つ部下を獅子身中の虫として他部門へ追放しています。

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