ゴディバが北米の１２８店舗を閉鎖・売却して店舗営業撤退。
撤退の理由が赤字や倒産ではなく、店舗での対面営業の必要性が低下したためといいます。緊急事態宣言下の来客減で補償金に一縷の望みを託す負け組とは、生き残る手口が違います。
昔、日本発のThinkbookの開発拠点があった湘南のオフィスを見学したとき、責任者がノートブックの販売に翳りがでたら売却するといっていました。それから数年後、まだまだ売れているときに、ブランド価値が高値で取引されるうちにレッドチャイナに売却しました。
勝ち組は損切りが得意です。儲かっているときに儲からなくなった場合の対策を決めています。そして決めたことはぶれずに淡々と実行します。こういうことは、とりわけドイツ人が得意です。

　日本でも人気の高級チョコレート「ゴディバ」が、北米での店舗運営事業から撤退することになりました。
　ベルギーの高級チョコレートメーカー「ゴディバ」は、北米で展開する全１２８店舗を３月末までに閉鎖、または売却すると発表しました。
　新型コロナウイルスの流行で、ショッピングモールなどにある実店舗への来客が減り、対面営業の必要性が低下したためとしています。今後はインターネット通販や量販店での販売に注力していく方針だということです。

：https://news.yahoo.co.jp/articles/406ca37d7a5740729116a0536c8a5eb676bdb69e