201905-141:人混みを嫌い、連休明けのルーティンに備える

祝令和

令和の文字の第一印象は律令の政治、零のゼロ、冷の冷たさ、霊の恨めしさとネガティブなことがいくつか浮かびましたが、メディアで流されたのは石破先生の命令の令だけだったようです。
「令」は、そうではなくて「令嬢」などに使われる「美しい」という意味であります。
時の権力者が使った美しい日本の流れに沿っています。
令和元年
10連休の真ん中で「祝令和」ということで、経済効果は150億円から3兆円まで専門家が計算しています。損する業界はひとつもなく、景気に水をさす天変地異も人災もテロリストのパフォーマンスも少年たちのマーキングもなく、ゴールデンウィーク後半がスタートです。皇位継承者に悪さをしかけた容疑者は威信をかけた当局が素早く捕らえましたし!

平成元年の時は一時歌舞音曲を慎むということで芸能・宴席関連業界は仕事が激減しましたが、世の中バブル最盛期ですぐプラ転となりました。あの頃は、忙しくてアイドルタイムがほとんどなく、仕事を忘れて遊んでいる暇はありませんでした。休日返上で働きました。働かなければ損でした。商いにからむ飲食・手土産・車代などは会議費・接待費などで補てんできました。毎月振り込まれる給料は、転売すれば儲かるといわれた不動産やゴルフ場会員権などの買いにつぎ込んだ年収2000万円級のスーパーセールスパーソンがたくさんいました。
30年後の令和元年、勤め人の環境は休みが増え使えるカネはそこそこに変わりました。不動産を売り逃げたり手をつけなかったりして生き延びた幸運な平成元年の商人は、畏れ多くも上皇陛下に背中を押され引退を意識し、10連休の人混みを嫌い、連休明けのルーティンに備えていることでしょう。

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