202003-91:あれから9年:懐かしい思い出に昇華しません

東日本大震災。天災とその後の東京電力・菅直人内閣の人災で多くの人々がたいへん苦しみました。被災者に縁のあるひとりとして、犠牲になった方々のご冥福をあらためて祈ります。
あの日は、新宿に外出して14時30分頃に帰宅しました。冷蔵庫が倒れそうになり、支えました。いま思えば冷蔵庫に下敷きになっているところでした。計画停電を経験しました。建設会社の家族が住むマンションは頑丈に建てられていて、ヒビも入らず屋上の貯水タンクも無事で当座のライフラインに不具合は生じませんでした。避難所生活を回避できただけでもラッキーでした。外出していた家族は帰宅に苦労しましたが、夜には無事そろいました。
あれから9年、辛いことはたくさんありましたが、時間の経過とともに多くのことが風化していきました。それでも懐かしい思い出には昇華していません。
911のときのビルが崩壊するシーン、津波が港や町を呑み込んでいく光景、CGのアクション映画の一コマのようでした。
現在はコロナショックで菅政権同様に現政権が減災・消滅対策の不備を責められています。個人としてはパンデミックが通過するのをじっと耐え減災に努めることが第一です。天下大乱の際に、ゲーム感覚で悪さをする輩が必ずでてきます。ウイルスにフルパワーで対抗しているときに、かまってもらいたくてロケットを飛ばした小僧もいますが、願いは叶いません。街の看板で一文字逆さにしてアピールする手口に似て、王道ではありません。美しくありません。同じことです。

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