202001-33:避難所への“最低限”の持ち物

大地震は同じ場所で毎年発生することはないはずです。地震で放出したエネルギーが充填されるのに長い年月がかかります。一方、台風・集中豪雨などは異常気象といわれても100年に一度でも観測史上初と後講釈がされても、同年・翌年に再度発生する可能性が高まっています。昨年の台風被害は今年もありそうだとなんとなく思います。

そうすると、次に考えるのは減災の備えです。

決壊した堤防を修復・強化してもまた決壊する恐れがあります。自然災害に対抗するには早目の避難が一番です。着の身着のまま避難所に逃げ込むと、避難所で二次災害に巻き込まれることになりそうです。

今まで、有事の際の備えとして、パソコン・スマホと周辺機器を中心に準備していました。ところが、避難所での健康維持対策が抜けていました。無策でただ助けが来るのを待っていると、やっと到着した救助スタッフに黄色や赤色のトリアージ・タッグをつけてもらう羽目になります。

避難所の多くは学校や公民館などで、自治体ごとに飲食料や毛布が備蓄されています。しかし、状況によっては十分に行き渡らないことも。また、個人的に必要なものは、必ず持参しておかなくてはなりません。清潔・健康のために、以下のものを最低限用意して避難所に向かいましょう。

食べ物、飲み物
人数分あるとは限らず、また、人手が足りず配給が間に合わないことも。最低2食分の飲み物と食べ物を用意しましょう。また、避難当日は避難所も人手が足りません。お湯や電子レンジなどの手配もままならないことを考慮して、そのまま食べられるおにぎりやパン、缶詰等を持参するのがおすすめです。

自分しか用意できないもの
常備薬、持病の薬、メガネや老眼鏡、保険証など、自分しか用意できないものは必携です。

衛生用品
マスク、ウェットティッシュ、ティッシュ、歯ブラシ、入れ歯用洗浄剤、着替え、スリッパ 上記は最低限持っていくものです。普段から置く場所をまとめておく、小物は常にかばんに入れておくなど気にかけておくと、いざというときに抜けがありません。 そのほか、携帯用充電器(避難所ではコンセント数が少なく、取り合いになることも)、耳栓やアイマスク、書籍(充電不要で時間をつぶせるもの)もあると助かります。一度、ご自身で何が必要か持ち物リストを作ってみると良いでしょう。

健康法|避難所での健康維持

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