201907-939:貯金より貯筋に優位性あり!

スクワット

筋肉組織は加齢に抗して1~2カ月で半分が入れ替わるそうです。
加齢に伴った心身の衰えに抗い、健康寿命を少しでも延ばすには筋肉を鍛える、育てるが王道ということであります。団塊の世代のうち25%の元気な高齢者は男性で93歳、女性で100歳まで生き残るそうです。どこのだれの統計資料か不明ですが、その時が来るまで真偽はわかりませんから、楽観的な数字を好んで楽しく暮らした方が賢明です。

とにかく2000万円を今から用意できたとしても、健康を損なったらさらに出費がかさみ、おまけに生き延びる意味さえ見失ってしまいます。
というわけで、ITバブルのときは株と為替の占い師たちのセミナーや出版物にカネを使い、失われた20年30年を生き延びてきた元気な団塊世代の現在の合言葉は人生100年時代構想です。マスメディアでは健康関連番組、通販では健康グッズ、書店では健康関連書籍、早朝の公園にはウォーキングの高齢者がたくさんいます。一世代前の高齢者=団塊の世代の親たちは重くて高い一眼レフカメラを担いで「一瞬を永遠に遺す」とかいっちゃって花や鳥を撮っていました。後継世代は早朝ウォーキングや高額なロードバイクにレーパンでポタリングです。

何十KGもの荷物を持ちあげる機会もないのに重いダンベルを何回も持ち上げても意味がないとか、地上生活しているのにプールで何百メートルも泳ぐ必要もないかもしれません。
それでも有事に備えて蓄えは必要です。貯金より貯筋に優位性を認めます。

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