金言1198:過去の持つ意味を変えてやろう

思い出したくない過去の出来事がふと浮かんでくる理由のひとつがわかった気がします。
思い出すことは楽しいことや成功体験など昔はよかったということではなくて、後悔したことや失敗したことなど不完全燃焼の出来事ばかりです。ふと思いつきました。これは生存本能に関わることではないかということです。時々、体内のDNA(生存本能)が警告を発し、軌道修正をはかっているような気がします。

失敗は成功の元ですから、次に同じ場面が来たら、または同じ場面がまもなく来るから、そのときは過去の失敗経験を生かし少しはましに対応するようにメッセージを発しているのではないでしょうか。環境に適応するため変化する生き物だけが生き残るというダーウィンの説が参考になります。前回は失敗したから、今度は失敗しないようにしようということです。環境は前回と同じではないので、同じ手法の繰り返しでは成功しないかもしれませんが、参考になると考えます。

有価証券取引業界の占い師は、時々アノマリーといいます。統計的に、人は同じような場面では同じような行動を繰り返す確率が高いことをいいます。したがって、過去の経験が役にたつ確率も高いと思います。過去は変えられないけれど、過去の失敗事例を参考にして現在の案件を成功事例に変えることはできそうです。

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