202307-434:子供の頃を思い出すと

子供の頃は、家の前の道路や軒下にコンクリート製のゴミ箱が置かれていて、分別なしで家庭ゴミを捨てていました。トイレは汲み取り式で、家の前のゴミ回収とトイレ汲み取りは定期的に行政が実行していました。生ゴミでも肥料になるものは、裏庭に埋めていました。
当時は、歩きながらの飲食は認められず浮浪者や無法者の所作でした。そもそも移動中に飲食しないので、路上にゴミを捨てることはありませんでした。昨今は不織布のマスクがたくさん駅やコンビニ周辺の路上に捨てられていますが、アベノマスクが定番だった頃は、ガーゼのマスクを路上に捨てることは考えられませんでした。もしかしたら、不本意ながら落としたかもしれませんが、その場合は見つけた人が洗って何かに再利用したはずです。
モノを大事にするというよりは、そもそもモノが不足していたので路上にモノを捨てるという行為はありません。捨てる場合は、どこにでもあったゴミ箱に捨てました。だから、町内の道路にゴミは散らかってはいませんし、家の前を掃除するのは近所付き合い上、やっておかなければならないお約束事でした。

昨今はテロリストがパブリックスペースのゴミ箱に爆弾や有毒ガスなどを仕掛けるので防犯上ゴミ箱を設置しなくなりました。ゴミは持ち帰るのが決まりとなっています。遊歩道でポイ捨てゴミで主なモノは、マスク・ペットボトル・テイクアウトの包装紙です。駅売店やコンビニで買って食べ終わると路上に捨てます。ゴミ箱があればポイ捨ては減ると思います。テロ対策そして家庭ゴミの捨て場になるのを行政や販売が嫌い、ゴミ箱は設置しないので、ポイ捨ては絶滅しません。
団塊の世代が児童生徒の頃はゴミはゴミ箱に捨てるのが常識で、わざわざ路上に捨てて近所の大人に叱られるようなことはしませんでした。今は路上にゴミ箱がないので、ポイ捨ては仕方ないかもしれません。年金生活を将来にわたって維持してくれる若者の一部がポイ捨てした分は、年金受給者が拾ってあげようかとふと思いました。
ただし、高齢者のポイ捨てはいけません。でもボケ老人がやっているならボケ予備軍が後始末しなければいけませんね🎵🎵

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