接待交際費、旅費交通費それに会議費の合計が年収を上回るというスーパーセールスパーソンの配下で5年働いたことがあります。この人は確かに会社に利益をもたらしましたが、コストパフォーマンスの良い従業員ではなかったはずです。
取引先や部下に対して大きな声で話をする時は、はったりモード。低い声でひそひそ話をする時は、だましモード。半年も一緒に行動すると類似パターンにより、どのモードで話をしているかわかるようになりました。

儲ける仕組みを有料で教えることでカネをもらう職業があります。
本当に儲け方を知っているなら、他人に教えないで、自分独りで儲ければ有料で教える仕事をしなくてもいいのではと素人は考えます。
巨人軍のミスターが参考になります。ミスターは天才プレーヤーですが、後輩に教えることは得意ではありませんでした。儲け話の講師は、儲け話を沢山収集し取捨選択して人に教えることが得意な人なのです。自分が実行して儲けるのではなく、儲け方を他人の教え、その教え方でカネを稼いでいます。

教え方の達人は、「普通に、自然にうまく言っている人は物静かです。」と生徒に教えます。