金言1118:BUY & HOLD

気持ちに余裕があり多額の含み損を抱えていない個人投資家ができる投資の手口のひとつです。売値がさがり好機と自分が判断したら淡々と買い、所有を楽しみます。
飛び乗り飛び降りはしません。
長期所有している間には何とかショックとか何とかインフルとか何とか大不況とかで買った時の価格をさらに割ってくるかもしれません。外的要因で株価が下がったということなら、粛々と買い増しをします。専門家はこれをナンピン買いといい、やってはいけない負けパターンと定説を口にします。

東日本大震災の少し前、占い師に煽られて推奨銘柄を買いました。そして東日本大震災の週明けに大暴落。推奨銘柄も暴落、損切りしました。初めて足が震え体を熱くなり汗をかきました。余震が収まった頃、今度は人災で放射能汚染を嫌って中国や米国が首都圏から自国民を引き上げました。そこでナスダックの株を初めて買いました。
あれから12年、BUY & HOLD してきたアメリカ株は順調の値上がりを続け、いまでは東日本大震災で損切りした額の倍以上に含み益が膨らみました。パンデミックによる工場ロックアウトも円安のおかげで影響軽微。起業した会社の資本金を超えそうな勢いです。

このような発信者だけが儲かっている話は、周囲の友人知人取引先には耳障りな話かもしれません。でも、なかには同種のサクセスストーリーを持つ勝ち組もいます。達成感や幸福感は金額の多寡には関係ありません。含み益は含み損に転落するリスクがありますが、マイ転する前に利益確定すればいい。間に合わないほどの突然の大暴落があるとしたら、富士山爆発・東南海大地震・半島から核ミサイル着弾・プーチンが核を発射・第三次世界大戦となります。テールリスクとかブラックスワンイベントとかいう株と為替の占い師の決まり文句です。中国古代の人が心配した杞憂です。

3回続けて三振しても最後まで信じて結果を出した侍ジャパンの監督。
儲けるいう漢字は「信」じる「者」と書きますから。

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