ファイルメーカープロで作ったデジタル日記のファイルをday break diaryとしています。命日とか記念日とか誕生日とかイベントとか事件とか事象とかを別のファイルで作りルックアップで同じ日になると自動表示するように設定しています。

初めてスポーツ刈りにした記念日もあります。
昔々のことですが、市立中学に入学すると坊主頭になります。これが嫌でネクタイにジャケットの私立中学受験は頑張りました。３０代の８年間、カリスマオーナーが強権的に支配する同族企業の本社勤務で、初めてスポーツ刈りを経験しました。
当時スポーツ刈りは、オーナーの期待に応えられなかった幹部社員が反省を可視化するためのお約束事でした。長髪の年配幹部社員がある日突然スポーツ刈りになっていました。スポーツ刈りは直参社員の勲章みたいなもので、オーナーに直接教育的指導を受けたことの証でした。お目見え以下の従業員は仕事で重大なミスをした時に即日就業時間内に床屋に行きました。すると情状酌量となり処分を免れました。
社内ではスポーツ刈りが免罪符となりました。２ヶ月もすれば髪は伸び平常時に戻ります。２〜３年に１回なら効果は期待できます。まことに良い時代でした。
ただし免責されない粗相がありました。ラブアフェアには寛容でしたが、従業員の横領・内引きをオーナーは嫌い即日追放処分となりました。徳川吉宗の時代劇での「腹を切れ」と同じです。
初めてスポーツ刈りにした日、初心にもどりエリをただしてリフレッシュスタートを心がけております。