ランチタイムのワイドショーで小一時間、天気予報を詳細に伝えるコーナーがあります。気象予報士が毎日違うアナログの仕掛けを作って現状とこの先の気候の変化の見通しをプレゼンしています。
そして前日の予報の当たり外れは、お笑いのツッコミのようにMCが話題にします。
お天気占いが外れたからといって視聴者が深刻な影響を受けることはあまりないので、自己責任とかいう危機管理の告知は不要です。

ここが株と為替の占い師との違いです。アナリストとかいうコメント屋さんたちが占う市場は、気象と違い突発的な外的要因が頻発します。それにインサイダー取引の縛りがあり、知っていても話せないとかインサイダー情報による占いはできないとかの制限があります。したがって気象予報よりは予報の確度が落ちます。専門家のコメントにしたがって取引で儲けを期待すると必ず裏切られます。余剰資金で自己責任で取引をアドバイスしたではないですかと、後講釈で言われます。

何はともあれ、小一時間気象予報をランチタイムに楽しんでいる市民が多いので番組は成立しているわけです。ミサイルも飛んでこないし、部分的徴兵もないし、物価は上がり電気代も上がっていますが、命の危険は感じません。自分達だけは安心・安全だと国はノーマスクで規制緩和を進めています。
昨日のお天気占いは外れましたが、それが何か！の世界でよろしかったということであります♪