202102-78:宏観異常現象

昨夜の地震は久しぶりに揺れが大きく目が覚めて福島沖ということで10年前を思い出しました。余震ということです。パニック対策で首都直下型地震の前触れではないというでしょう。
大きな地震の前触れとして生物の異常行動(生ハマグリの護岸打ち揚げ等)、地質的、物理的異常現象とされるものなどをひとまとめにして宏観異常現象と呼ぶそうです。
いわゆる有事の後講釈で必ずコメントされるいろいろな前触れです。

今回、我が国が全世界に女性蔑視差別の話題を提供した一連の粗相は、コロナ禍で東京2020開催の危うさを浮き彫りにしました。組織委員会の体質露呈、コロナ禍での医療体制の逼迫、ボランティア辞退、巨額の開催費用、大会招致の賄賂疑惑、これはヒトという生物の異常行動で、東京2020中止に向けた宏観異常現象なのかもしれません。

防災アナリストの金子富夫氏は「昨年6月から横須賀や神奈川での異臭現象、ハマグリの大量打ち上げ、ボラの大量発生があって、いずれも太平洋に面する場所で、宏観現象ではないかと心配していた矢先に大きな地震が起きた。2011年3月の東日本大震災の発生から10年を前に改めて、日本ではいつ大きな地震が起きてもおかしくないことを心掛け、コロナ禍でもあるので、より一層の対策をしてほしい」と話した。

ハマグリ大量打ち上げ、ボラの大群…震度6強地震 昨年11月から〝宏観現象〟

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