202011-674:レジ袋の件

ヒトによる環境破壊を減らす一つの策がレジ袋をやめることで、使い捨てではないプラスティックバッグが増えています。マイバッグが普及して万引きが増えているとか。

ふと思うに、横浜で市電が走っていた頃、冷蔵庫も水洗トイレもなかった頃、弘明寺が市電の終点でその先の上大岡は狭い鎌倉街道の通過点に過ぎなかった頃、市場や魚屋、八百屋に毎朝・毎夕、その日の食材を買いに行きました。竹や籐の買い物かごが必携でした。魚屋では生の魚を新聞紙で包み、それを買い物かごにいれました。
テニスが主婦層に流行った頃は、買い物かごにラケットが入っていました。
その後レジ袋がパンデミックのように普及しました。今でも、買い物かごは町場の飲食店の板前さんが早朝食材の仕入れに使うぐらいでしょうか。
レジ袋有料化でも、竹製の籠は買い物籠として復権は難しいかもしれません。帆布のトートバッグの方が利便性が高いです。
なにはともあれ、冷蔵庫がなかった時代は、買いだめはできませんから、人々はその日に消費する分をその日に買っていました。毎朝読んだ新聞紙は、包装紙や掃除や落とし紙に再利用されていました。温故知新とはこういうことかと学習中です。

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