201910-323:避難先の思惑違い

避難場所

東日本大震災と続く原発人災で、次に必ずやってくるという首都直下型地震。千葉県のあるファミリーが疎開先として長野を選びました。親子で長野の会社に転職しました。何かの折にお嬢さんに話を聞く機会があり、疎開先に選んだ理由を教えてもらいました。
1)大地震が想定されていない。
2)浅間山の噴火はあっても富士山噴火より被害は少なそう。
3)長野盆地(善光寺平)は積雪も少なく、山に囲まれて台風の影響も軽微。
4)千曲川は氾濫しない。
これを聞いて、長野は東京よりは有事の際に助かる確率が高いと思い、長野出張中は安心安全の期待値が上がりました。
61年ぶりの大雨強風では仕方ないかもしれませんが、最近は観測史上初めてという記録が毎年塗り替えられています。想定外ですが、疎開先としての圧倒的優位性はこの2〜3日で消滅しました。

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