金言-148:やりたくないこと

非常識な成功法則をご紹介します。
工務店の社長がある日、社員にやりたくないことを聞きました。社員は、「頭を下げ
る営業がしたくない」「売り込みをしたくない」といいました。そこで社長は、売り
込みをしなくてよいと言いました。「それでは売上がなくなります」という社員に、
社長は「オンリーワンの会社になればいい。売ってくれとお客さまが頼みにくるシス
テムをつくればいい」と宣言し、2年後には地域ナンバーワンの会社になりました。

やりたくないことを続けるのは、心身に良くないことです。まずやりたくないことを
リストアップします。やりたくないことの周辺には付き合いたくない会社や人がいま
す。そういうマイナスイメージの部分は、自分に幸運をもたらすことはありません。
損が膨らまないうちに損切りが必要です。損切りは、これ以上損をしないために、目
の前にある損を受け入れることです。損して得するためです。一度覚悟を決めて損切
りを経験すると気持ちがずいぶん楽になります。すっきりした気分で再挑戦ができま
すから、勝率は必ず上がります。

やりたくないことの先には、やりたいことがでてきます。嫌いな会社やお客と取引し
ないのですから、付き合いたい会社や人とは心をこめて仕事をしてしまいます。成功
しないわけがありません。

◆あとがき

昨日、15年前に手に入れたイタリア製のカーボンフレームにシマノの部品で組み立て
た自転車(当時は高価でした)に鍵とスタンドを近所のママチャリ専門の自転車屋さ
んで部品を取り寄せて、つけてもらいました。ブレーキがホイールにあたって異音が
したり、トップギアに入らなかったりという不具合も調整してもらいました。ドライ
バー1本で簡単に直ってしまいました。PCの不具合を調整するのと同じ感覚でした
。素人にはわかりませんが直すポイントを知っている人には簡単な仕事です。

街中を走るにはスタンドがあると大変便利なのですが、スポーツ仕様で軽さにこだわ
っていたため、鍵もスタンドもライトも付けませんでした。(夜間走行は危険なので
しません)15年経ちますが、その間、室内に保管し、雨に濡れたこともなく、最初の
10年間はインテリアの一部でした。泥除けをつけていないので、濡れた道路を走ると
大変なことになります。空いている道では軽快に走るのですが、混雑した場所は苦手
です。スポーツカーが渋滞にぶつかると苦労するような感じです。カゴもないので、
買い物をするときはバックパックが必要です。

結局、見かけはいいが使い勝手の悪い自転車です。コストパフォーマンスで評価する
と、損切りの対象です。それに部品を追加したのですから、やってはいけない投資手
法に手をだしたことになります。

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