金言-21:リーダーの資質

金言-21:リーダーの資質

前回の続きです。1回では紹介できなかったので2回に分けました。

1)オーナー: 現在400人の一流大卒の部下をもつ元ラグビー選手リーダーの資質は「決断のスピード」「ピンチとチャンス」「強気と慎重」がキーワードである。

2)決断のスピード
リーダーの資質はひらめきがあるかどうかにある。そして、ひらめいたことを実行できる意思の強さと実行するスピードがあるかどうかにある。

3)ピンチとチャンス
ピンチのときに、流れをかえることができるか。チャンスのときに流れをつかみ、リーダーシップを発揮できるか。流れをつかめるかどうかはリーダーの判断力にかかっている。

4)強気と慎重
弱気な人はリーダーには向かない。強気が基本である、それに加えて慎重さを学ぶことが求められる。やると決めたことはやる、意思の強さが必要。弱気な人でも、何かに自信を持つと強気になれる。

◆あとがき

先週、上司とトンコツラーメンを食べました。500円のラーメン2杯と250円の缶ビールたくさんで、結局6000円近く払ったような気がします。19:00から
ラーメンを食べ、それから缶ビールを飲み始めました。解散したのが23:00頃だったと思います。もし、正確に料金を徴収されていたらかなりのアルコール量でしょう。何かあやしい感じがしましたが、怪しく思うのは、酔ったせいかと考えて、いわれるとおりに払いました。
そこで、何缶目かのビールのときに、レポートは1枚という話が出ました。
太平洋戦争当時、米国軍の有名なリーダーが、報告書は1ページにまとめるよう指示したそうです。確かに戦争のレポートですから、求められるのは、プロセスではなくて結果でしょう。勝敗のレポートですから、結論だけで十分です。

20年も前の話ですが、この話を聞いて、当時の職場で研修レポートを1ページにまとめて提出したことを思い出しました。当時の上司は、レポート内容ではなく文字数が少な過ぎる点を指摘し再提出を命じました。そこで、いろいろな飾りをつけて起承転結で、転までいれたレポートを期待されるページ数に膨らませて書き直しました。

現在のようにPCが1人に1台ではなく、ワープロとデスクトップが1課に1台の時代でした。このワープロを使って、1枚のレポートをプリントアウトして提出したことが、上司を刺激しました。レポートは社長の目に触れるので、「本社の人間がワープロで提出したら、全社の管理職が同じようにしなければならなくなる。ワープロは清書するために使うものではない」と厳重注意を受けたことを覚えています。原宿駅前にあるこの本社に残った同期の社員たちは、きっと今頃、現在のインターネットのスピードに苦労していることでしょう。

関連記事

PAGE TOP