金言-147:潜在意識の活用

10年以上前、青島さんがお台場の世界都市博覧会を中止にした頃の話です。当時、
日銭の商売をしている会社に転がり込み、営業統括業務で給料をいただいていました
。この会社は年功序列と情実が横行しワンマン経営者は冒険をしないという会社で、
じっとしていることができる従業員には大変居心地の良い会社でした。もともと粗利
率が高いので、不景気が続き売上額が落ちても、ボトムラインで現金の増え方が鈍る
だけでリストラの必要はなさそうでした。(利権が確保されていたため、事業が存続
していれば利益が出る会社でした)

最年長の営業次長さんが、久しぶりに3ヶ月連続でトップの成績を上げたときの営業
会議の一こまをご紹介します。毎月、高給取りが相応の実績を上げることができず経
営者からボロクソにいわれ、営業会議では言い訳ばかりでした。彼は、永年続けてき
た営業のやり方にこだわっていました。毎日同じことを繰り返してきました。「今ま
でどおりの営業だから売上があがらないのだ。もっと頭を使え。工夫しろ。」と経営
者にいつも怒鳴られていました。

ある時、この状況が一転、次長さんに売上がどんどん飛び込んできました。今までど
おりの営業しかしなかった次長さんは、何年ぶりかで売上トップに戻ったとき、好成
績の理由がわかりませんでした。会議で経営者に褒められどうやって売上を増やした
かを質問されると、要領を得ない答えがかえってきました。次長さんは3ヶ月間、営
業会議で言い訳をしないですみましたが、売上増の理由は説明できませんでした。こ
れでは、営業会議になりません。売上減の反省は得意なのですが、好成績の説明はで
きないのです。失敗事例をいくら研究しても成功には結びつきません。成功事例にし
か成功するヒントは見つからないようです。強い相手と戦わなければ戦闘力は向上し
ないのと同じで、成功事例を共有することが成功への近道です。

今なら、当時の次長さんに代わってワンマン経営者に答えることができます。「ラッ
キーだった。運が良かった。ツイていた。」でいいのです。次長さんは、やっとまわ
ってきたツキを3ヶ月維持したのです。この答えをあの時口に出すことができれば、
会社はずいぶん変わっていたと思います。ランニングコストは利権収入で確保できて
いるのですから、あとは運を呼び寄せ、やることなすことかならず幸運にも成功する
という儲かる仕組みができたはずです。営業統括が経営者の視点を持っていなかった
ことも、今なら反省したいと思います。

話は飛びますが、当時、糸井さんという名前だったか某有名イラストレータが、酒席
でこのようなことをいっていました。「好きな娘がいたら四六時中その娘のことを考
え続けることだ。絶対に落とせると自信をもって念じれば必ず落ちる。」これは、ア
フリカの雨乞いの祈祷師に通じるものがあります。祈祷師は雨が降るまで祈祷を止め
ません。だから、祈祷を始めると必ず雨が降ります。すべて、万能なる潜在意識をど
う活用したかということに解があります。

件の次長さんは、ワンマン経営者に毎朝、首だと脅かされながら自分にはこれしかな
いという営業方法を成功するまで続けました。4ヶ月後から売上が減少したのですが
、それは、目標を達成してしまって燃え尽きたことと、ハードルを高くして次のステ
ージに挑戦しなかったためでした。

◆あとがき

「潜在意識を活用した最強の投資術、石川臨太郎著」より抜粋したコンセプトをご紹
介します。
1)心して資産形成に取り組むべき
2)心からお金を好きになる
3)貧乏というのは脳の病気である
4)「運とツキ」を呼び込む方法を学ぶ
5)プラス思考を物にする
6)「口ぐせ」のマジックを実践
7)ツキの悪さは伝染する
8)望みは紙に書く
9)自分自身をプロデュースする
10)実践あるのみ

感想:上記のコンセプトは著者のオリジナルコンセプトではないと思います。なぜな
ら、私自身5年前から同じことを考えていましたから。出版したかどうか、さらには
、イメージを現実化し実践し、継続してきたかに大きな違いがあります。温故知新で
も何でも有りで、何はともあれ健康で豊かな暮らしを続けたいものです。

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