金言−364:究極の選択

11月4日、米国の大統領選挙の結果は、わが国に無視できない影響を及ぼすこと
になりますが、選挙権を行使する米国民のなかには内心、究極の選択を迫られたと
感じている人たちがいるのではないかと想像します。

日本なら引退を迫られる高齢者である共和党政治家を選ぶか、それとも奴隷解放宣
言以降初めての民主党黒人政治家を選ぶかでした。その前の民主党の候補者選びで
は、元大統領夫人を選ぶか無名の新人しかも黒人を選ぶかの選択でした。ボケが始
まっていてもおかしくない高齢者に果たして24時間拘束されるタフな執務が可能
でしょうか。また、白人有権者が本当に人種差別の壁を乗り越えることができるの
でしょうか。

今回は、共和党政権が諸悪の根源であるサブプライム問題を起こしたのは事実なの
で、この責任を共和党候補は負い、国民はその解決を民主党候補に託したのでしょ
う。米国のビジネスマンは、ねずみを捕ってくれるなら何色の猫でもいいという意
思表示をしました。日本の猫は、玉虫色で世間の要求に合せて何色にでもなります
からこのような障壁は問題にならないでしょうが、JFケネディや、ドラマ「24
」のパーマー大統領のような悲劇が、この先起こらないよう、オバマ氏への完璧な
身辺警護が継続されるよう米国民の良識に期待したいと思います。

日本でも、政治家の中身は大差ないとしても、与党と野党が入れ替われば、何かが
確実に変わり、状況がこれ以上悪化することはないと思います。米国の政権交代で
、日本の現政権はますます総選挙を嫌うことになるでしょう。会社と同じで、何と
かするためには兵隊を入れ替えるのではなく、リーダーの首をすげ替えなければ効
果は期待できないことを、当のリーダーが一番よく知っているからです。

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