202111-709:モノに支配されることを嫌う

茨城県で住宅のガレージから高額なバイクを4人組が盗む防犯カメラ映像が流れています。防犯ブザーもなったそうですが、10分の犯行では110番しても間に合いませんし、犯行現場に行ったら相手は4人ですから返り討ちにあい、バイクと一緒に命を失う危険もあります。
高級スポーツカーを買って自宅から見える屋外駐車場に停めていた知人は、悪ガキに悪戯されはしないかとか、隣の車がドアを開ける際にぶつけられるのではないかとか、いつも心配して落ち着かなかったそうです。自宅にいるときはしょっちゅう窓から見ていたそうです。
今回のように、複数の無法者が盗もうとしているのを窓から見ても警察に通報するしかありません。現場に行ったら二次被害にあいます。
我が家では、玄関先においている自転車を防犯カメラでモニターしています。窃盗を牽制するためで、盗まれても仕方ない、盗難保険でまた買おうという気持ちでいます。
この考え方は20代に学習しました。当時はマイカーマイホーム時代で、頭金が貯まると30年ローンで一生に一度とかの高額な不動産を買うのが、勤め人のお約束の目標でした。その時、家を買って長期ローンで縛られることを嫌い、マイホームを買うのをやめました。以来、勤務先がかわれば、職場と年収に合わせて最適な賃貸物件に移り住むことにしました。おかげで、何回かの経済不況、何とかショックにも負債を抱えずに身軽にすり抜けることができたと考えています。
モノを所有して使う楽しみを味わうことはいたしますが、モノに支配されることは嫌います。

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