201910-319:居酒屋が勤め人のニーズに応えていた頃。

居酒屋

1日のお勤めが終わったら先輩同僚といつもの居酒屋で酒を飲み、なけなしの知識で天下国家を論じ、会社の近未来の夢を語り、ネガティブな従業員や取引先の批判をし、明日からもっとがんばろうと盛り上がった時代がありました。
でも、多くの場合、酒が抜けた翌朝には、いつものルーティンをこなすしがない勤め人でした。
振り返るに、居酒屋での高揚感、もっとがんばろうというという気持ちの高まりはいっときの酒の酔いだったのかもしれません。酒がまわり、期待していることが少しがんばれば実現するという勘違いを助長させたにちがいありません。
酒を嗜むことが無くなった昨今、酩酊の効能というのを懐かしく思います。

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