金言-952:嵐が通り過ぎるまで

コリドラスはブサ可愛さが魅力のナマズ科の熱帯魚です。金魚やめだかの食べ残しの餌を掃除してくれます。性格は温和で臆病なので他の魚と争いをおこしませんので混泳が可能です。
ということでコメットの水槽にコリドラスを移しました。
ひとつわかったのは、気の小さいコリドラスはストレスを感じたときに底にじっとして動かなくなることです。逃げ回らずに、その場でじっと固まります。しばらくすると泳ぎだします、防御本能でしょう。

ふと思いました。ヒトも外的から身を守り生き残るための本能のひとつに、その場にうずくまりじっとしていることがあります。じっとして目の前の危機的な状況が解消するのを待ちます。
勤め人の頃、何人目かの上司は部下を強く教育的指導する際によく口にしていました。
「黙って頭をさげていれば嵐が通り過ぎると思うな。」
度々この指導を受けていた同僚は、決して「お言葉ですが」といわずに、じっと黙ってうつむいて上司の気持ちの高ぶりが収まるのを待っていました。

これってコリドロスと同じじゃないですか。潜在意識に刷り込まれたストレスを感じたときの本能的な防御行動だったのでしょう。当時はじっとしていることで発生するリスクを嫌いました。人類が延々と受け継いできた生存するためにDNAを否定するのはいかがなものかと、今頃になって思い直しました。もちろん、あの上司には教えてあげません♪

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