201908-945:たいしたことはありません!

before after

初めて就職した会社では、配属先の現場で3年間実習しました。修行中なので名刺はありませんでした。オフで名刺交換はできませんし、先輩に連れて行ってもらう飲み屋でもオネーさんに渡す名刺もありません。でも当時、そういうものだと思っていたような気がします。何しろ現場修行中でしたから。今思えば、この3年間に学習したことがその後の勤め人稼業のバックボーンになりました。そして実習期間が終わると、名刺をもらいました。
異動・移籍・転職といろいろな名刺をもらいました。結局勤め人での最高位は本部長職でした。

ITバブル後、シングルバイトの人買いの対象から外れたので、もはやこれまでと思い、起業しました。まずは3人の先輩と各250万円の出資でスピンアウト。最初の会社は新宿区内に本社を置く資本金1000万の株式会社。最年少を理由にCEOを拝命しました。当時は若手登用が流行っていて、CEOが50代後半では先駆け感をアピールできなかったようです。その後は、失われた20年で欧米に連敗、天災・人災のおかげで事業継続が極めて不透明な局面もありました。あれやこれやで、なにはともあれ、いまはつつがなく暮らしています。名刺がなかった新入社員の頃を思えば、欧米との商いで連敗してもしのげないほどのことではありませんでした。どん底に落ちれば光が見えやすいそうですが、しょせん自分なりのどん底ですから、ドラマやニュースのどん底人生に比べれば大したことはありません。

2004年創業の会社ですが、平成から令和の節目にロゴを変えました。
今までは母の故郷から見る富士山の稜線をトレースしていました。今度は、山の間から上る旭日、または、くぼみから這い上がるスカラベのごとく、再生・プラ転イメージです。

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