金言-929:これから増えそうな件

宅配便

Y2Kあたりから個人投資家が有価証券取引にネット専業証券会社を使うようになり
ました。当時パソコンは多くの中高年には敷居が高く実店舗で対面取引が主流とい
う環境がまだまだ続くとコメント屋さんたちが言っていました。その占いは大外れ
、いまではスマホで有価証券取引が当たりまえになっています。取引コストとスピ
ード、利便性で実店舗での取引に優位性がなくなりました。
日常生活雑貨の購買も同様です。駅前の商店街に通うよりネットショップの方が便
利で安いので、宅配便が連日のように届きます。300円の商品が翌日午前中には送
料込みで指定時間帯に届きます。同じ商品を実店舗で買うとなると300円以上にな
る商品代金に交通費と移動時間が上乗せとなり、割高です。

ある宅配業者はコスト増による利益圧迫を料金値上げで対抗しました。期待された
結果にならず顧客数・受注数・売上額が減りました。amazonの荷物は最近新しい宅
配業者から届くことが多くなりました。クロネコ・佐川以外です。聞くところによ
ると大手は下請けも使います。お約束のコスト削減は下請けにしわ寄せが来ます。
そこでamazonが大手の下請けに先行き不透明感を抱いている運送業者と協業して自
前の配送ネットワークを整備・拡充しているそうです。
昨日の宅配便は驚きました。国籍は不明ですが、明らかに人種が違うスタッフが外
国訛りの日本語で商品を届けてくれました。仕事は、宛先を確認しデバイスにサイ
ンをもらう伝票に押印してもらう作業なので、いくつかの日本語でサービス提供が
完結します。今は日本語が読めないとだめですが、宛名シールにデバイスをかざす
とローマ字に変換された画面がでてくるかもしれません。運転免許がないスタッフ
には、電動自転車にキャリアをつなげばエリア内の配送は十分可能です。居酒屋や
スーパーではなじみの外国訛りですが、宅配便では初めてでした。これからはどん
どん増えることでしょう。

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