金言−628:高い授業料を払って覚えたこと

1990年台のバブル崩壊時には投資に縁がなかったので個人資産がマイナス転換する
ような含み損が生じる被害を受けませんでした。阪神大震災の直前に東京に戻った
ので運よく難を逃れましたが、続くITバブル崩壊、さらにはサブプライム・リーマ
ンショック、東アジアの抗日、東日本大震災、東京電力原発人災など、これでもか
これでもかという、未曾有の災いが繰り返されたおかげで、個人資産は目減りに転
換しました。
それでも多くの皆様のおかげなのでしょう、後から後から涌いてくる回復困難な辛
い状況・苦しさから逃れるために飛び出して玉砕するもよしという修羅場をくぐり
抜けてきました。

解は意外にシンプルでした。
部屋の灯りを60Wの白熱電球や蛍光灯から、5WのLEDに替えるようなものです。

流行したライフスタイル、なんていったか忘れましたが「こだわりを控え、モノを
捨てる」ことで、今を楽しむことができることがわかりました。今を楽しんでいる
と、次から次へと楽しみの連鎖が始まります。

皮肉なもので、欲張ると何をやってもだめという負の連鎖にはまりますが、欲をか
かないと、何をするにも損はしないというリスク優先の選択肢がでてきます。

友人がLEDランプをくれるというので、思いがけず、授業料を払って覚えたことを
復習することができました。

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