金言-1136:熱中症警戒アラート

体温を超える猛暑日は高齢者にとって命の危険がある暑さと言われています。エアコンがあるのに使わず室内で熱中症で命を落とす高齢者のニュースが連日流れています。
団塊の世代が子供の頃は、エアコンもウォシュレットもスマホも存在していませんでした。東京の最高気温は32度程度でした。去年から最高気温が急上昇し今年は36から39度になっています。
高齢者は勘違いしています。自分たちが経験してきた夏は生理的に許容できる気温でした。エアコンが嫌いだとかいって使わずに済んだのはビフォアコロナ時代までのことだという深刻な事実を認めていません。テレビで命の危険がある猛暑でエアコンを使わないと室内で熱中症になるといわれても、エアコンのない時代の夏を生き残ってきた人たちにとって、熱中症警戒アラートは大袈裟で、電気の無駄遣いと思ってしまいます。
3年前のステイホームは感染対策には有効でしたが、猛暑日は命の危険があるので「ステイホームでエアコン利用」というのは高齢者には通じ難いようです。

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