202304-378:コーラとポテトチップス

いつの時代でも子供は、嫌いなものを拒否できず好きなものは手に入りません。
団塊の世代にとっては給食の脱脂粉乳。こげていてベージュ色しているときがあり飲むのが辛かった記憶が残っています。
駒形どぜうをたまに懐かしく思って魔が刺して食べてみることがあります。そして記憶は正しかったことを再確認させられます。きっと脱脂粉乳や当時のコッペパンも同じにちがいありません。
コークと呼べるのはコカコーラだけというCMがありました。小学生の頃、コーラを飲みたかったのですが、飲んで満足した思い出がありません。今は糖分を嫌い、炭酸ガスを注入して飲みたいときにガス入りミネラルウォーターを飲んで満足しています。
それから、ポテトチップス。いまではスーパーで小袋で売っていますが、進駐軍と軍属の居住地が近所にあった頃は、業務用の一斗缶でしか市販されていなかったのでたまにレストランでプレートに数枚乗ってくるチップスが楽しみでした。

コーラもチップスもバナナも、子供の頃は高嶺の花でしたが今ではスーパーやコンビニで気軽に買える価格になっています。欧米との経済戦争に負け続けて30年になりますが、子供の頃に比べれば欲しいモノは手に入りやすくなったような気がします。

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