202204-175:パワーカップル

団塊の世代が現役だった頃は、共稼ぎの子無し世帯はDINKSとか呼ばれて可処分所得が子持ちファミリーより多くて、余裕たっぷりの暮らしをしていました。
最近では高収入の共稼ぎ世帯はパワーカップルと呼ぶようです。
少子化で子無し世帯は増えていますが、20年も賃金水準が上がっていないのに3年も続いている疫病とプーチンが始めた侵略戦争で物価が上昇しています。
タワーマンションとか億ションとかをパワーカップルや富裕層の買い意欲が旺盛のようで、新築マンションがよく売れていると不動産業界の人がいっています。

パワーカップルは、子供ができるとか、勤務先が事業不振とか、M &Aとかリストラとかで、パワーの持続性に不透明なところがあります。タワマンバブルはいずれはじけるに決まっていますが、今ではないということです。パワーカップルのパワーはいずれ消滅するかもしれませんが、今ではないということで30年ローンが成立します。職場が変わり年収が変わるたびに、仕事と暮らしに最適な環境で身の丈にあった賃貸物件に住み替えてきた勤め人には関わり合いのないことですが。

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