202203-118:そろそろドラマ最終回

新年早々に始まったTVドラマが次々に最終回を迎えています。
ドラマを見始め、最終回を待たずに視聴をやめたドラマがいくつかあります。たくさん見ているわけではないので、いくつかというと大半になります。
理由は次回を見る楽しみを感じなくなったからです。作家の息切れでドラマがつまらなくなったからと評価していましたが、実はそうでもなさそうです。
最終回まで見続けるドラマとそうでないドラマの違いに気がつきました。
ミステリーのように伏線がたくさん貼られているモノとか登場人物が増えて相関図が複雑多様化していくモノは途中で見るのをやめています。筋書きを追えなくなっています。追う努力もしませんのでドラマの展開が理解できなくなり興味がなくなります。

電車に乗って新宿まで出かけて「マトリックス」を観た時、クライマックスまでもっていって次に続くとやられて、肩透かしをくいました。子供の頃見た30分の連続ドラマでいつも主人公が土壇場に追い詰められてあわや一巻の終わりというところで次週に続くという手口です。次週はドキドキしながら観ると、イントロで前回の危機は呆気なく乗り切って、次の話に移ります、そして最後は新たな危機一髪で次週に続くとなります。大人になると子供騙しの手口は通用しないと思っていましたが、すっかり忘れた頃に「マトリックス」にやられました。

自分にとっては、一話完結で47分後には落とし所がわかって予想通りになるという定番のシナリオがストレスなく安心して楽しめる娯楽です。
一日一善、一日一捨、二兎を追うことなく目の前のことに集中することが、永年高い授業料を払い続けて学習した自分なりの失敗しない方法論です。

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