202203-112:従業員同士で「さん」づけで呼び合う会社

最初にお世話になった会社では肩書きが個人名より優先されました。肩書きを付けて呼ばないと怒る役職者がいました。年功序列が守られていて下克上が起きにくい会社でした。取引先の小さな会社でもわずかな社員に全員部長とか課長がついていて肩書きで呼び合っていました。飲み屋ではみんな社長と呼ばれていたかもしれません。

次の職場では肩書きはあっても使用されませんでした。オーナー会社でオーナーの名前はだれも口にしませんが、社員は苗字にさんを付けて呼び合っていました。オーナーは唯我独尊なので苗字は不要ですが、役職者はオーナーの一声で瞬時にタイトルが変更されるのでタイトルでは個人を特定し難い環境でした。

「さん」づけで呼び合っている会社は、風通しのよさを物語ると同時に、一方で下剋上の厳しさがわかります。外資系企業では、肩書で呼び合うところはほとんどないでしょう。ドイツ企業に勤めていたときは、博士号を持っている従業員に対しては、たとえ平社員でも上司をはじめ全員がドクターをつけて呼んでいました。学歴に対して敬意が示されていました。

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