202101-16:名前の呼び方

とある商店の本家長男の呼び方について。
今年は自粛、来年も無理そうなコロナ禍の正月。例年、正月には先代の遺訓で本家に親族が揃いました。惣領の名前は和義といいました。
本家では、お兄ちゃんとよばれています。
分家のA家では、お兄ちゃん。
B家ではカッちゃん。
C家他では和義ちゃんと呼ばれていました。

呼ばれている本人はどうして呼び方が違うのか、気にしていません。
そこで惣領より賢い妹が分析しました。
A家:本家に対し精神的金銭的依存度が高く、本家と密な関係なので家族同様の呼び方。
B家:B家の嫁が和子といい、区別するために和ちゃんと呼ばず、カッちゃんと呼ぶ。
C家:C家の長男は和彦といい、和ちゃんというと紛らわしい。それにこの家とその周囲では名前を略さないで、和彦ちゃんとか義典ちゃんとか昭吾ちゃんとか呼んでいるので惣領を呼ぶときも和義ちゃんとなる。

惣領は納得しましたが、それが何と冷たい反応。
惣領がちゃんと呼ばれるには、分家が頼りにする経済力が担保であることを知っています。

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