金言ー1061:宗教法人ではない私設神社の可能性

神社本庁は伊勢神宮を本宗として全国各地の神社をまとめる宗教法人ですが、この神社庁に無縁で宗教法人ではない「神社」を創り施設管理者として「宮司」と自称することは可能であることを知りました。信教の自由という憲法に護られて自称「宮司」が私設「神社」を運営することができます。
そこで物販活動をし、また寄付金を受けた場合は、青色申告をして所得税を納付すれば合法的商行為となります。

お札を販売した場合、神社庁の下部組織である正規の神社のお札と、自営業者の販売するお札にご利益の差がでるかどうかわかりません。正規の神社だから間違いなく願いが叶うというわけではないことは、公然の秘密みたいなものですから。

信教の自由がありますから、神社本庁登録の宗教法人でなくても神社は自称可能ですし、新興宗教は既存の宗教集団とは別の地平で活動するわけですし。
ただし、神社本庁や都道府県の各神社庁に登録されているいわゆる由緒正しい神社と詐称してはいけません。
実績のある商いの神様を担いで私設神社を創建し、神社の宮司と取引先との商行為が見えざる神の手によって社会全体に利益をもたらすという図式です。
儲けるという字は信じる者と書きます、信じる者は救われます。信心も投資も投機もすべて自己責任です。

関連記事

PAGE TOP