202112-785:ハゼの甘露煮

祖母が元気な頃の今頃は、秋に釣って天日干しにしてあるハゼを七輪で焼いて正月用の甘露煮をつくっていました。
主に金沢八景の平潟湾や、今は埋め立てて消滅した根岸の八幡橋の先の検疫所の横の入江でボート釣りをしていました。一日に100とか200釣れました。餌はゴカイです。これを指先でちぎって針に仕掛けます。不思議なもので、ゴカイやイソメは触れるのですが、ミミズは触れませんでした。

ふと釣り針をテグスに結ぶ方法を懐かしく思い出しました。これは父や叔父から習いました。リールで投げ釣りとか延べ竿をつかって岸で釣ることもありましたが釣果が期待できません。やったことはありますが、だいたい貸しボートが出払っていて仕方なく岸で釣る場合です。延べ竿に道糸をどう結ぶかは、教えてもらう機会がありませんでした。父も叔父もボート釣り専門でしたから。10代の頃一人で釣りにいくことが増え、ボートをこどもだけで借りるのは無理なので、ゴカイをお猪口一杯買える小遣いをもらって自転車でいきました。延べ竿を使いましたが、結びかたは自己流でした。
今、YOUTUBEを見て、初めて正しい結び方を知りました。ずいぶん便利になりました。知らないことはだれかが動画にアップして教えてくれます。

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